はじめての自由診療で作る入れ歯
はじめての自由診療で作る入れ歯
これまでずっと保険診療で入れ歯を作ってきた患者さんは、自由診療で入れ歯を作ることに多少なりとも不安があるかと思います。本当にうまくいくのか、それだけの価値があるのか、疑問に思う方も多いでしょう。
保険診療の入れ歯で難なくうまく行っている人は、自由診療で作ればおそらくもっと快適な入れ歯になるかと思います。
そして保険診療ではぜんぜんダメだった人は、自由診療でも専門的なところに行かないと、同じ医院で自由診療で入れ歯を作ってもあまり変わらないと思います。
入れ歯はそんなに簡単ではないので、ある程度しっかりした技術がないと保険診療でダメだった人の場合には成功しないと思います。
専門の医院が見つかれば、しっかり説明を聞いて、どんな入れ歯になるかも質問して、信頼できそうであれば、最後は思い切って作られたらいいかと思います。
入れ歯専門の医院で自由診療で作る入れ歯は、保険で作る入れ歯とは基本的なところから違いますので、きっとその人に合った入れ歯が手に入るはずです。よほどの難しい症例の患者さんでもない限り、ほぼうまくいく場合が多いと思います。それでなければ専門でやっている意味がないですから。
自由診療というのは、入れ歯に限らないのですが、簡単に言うと、とにかく丁寧に治療していきます。ひとつひとつの段階をおろそかにしてはうまくいかないので、時間も費用もかかりますが、最終的には快適で長持ちして安心できる診療だと考えてください。
例えば、歯の矯正の治療などは、自由診療で費用も高く、期間も数年かかります。歯並びはすぐには変わらないですし、多少痛みや不快なことも経験するだろうと思います。しかし最終的には、希望の歯並びになってくれます。
自由診療の入れ歯治療もそれと同じようなものです。長い目で見て問題なく、安全確実な治療をするには、それなりの時間と費用と、手間がかかります。
同時に、通っていただける患者さんの気持ちもとても大切で、長期間通っていただいた患者さんには、毎回われわれも感謝の気持ちでいっぱいになります。
そして最後に希望通りの入れ歯になったかどうかが、入れ歯専門の技工士としましては、正直一番気になります。
そのようになることを目指して、日々努力していく限りです。
はじめての入れ歯作りのために
