自由診療とは-むし歯治療と歯周病・根管治療なら | プライベート歯科 横濱

プライベート歯科横濱では重度のむし歯や歯周病でお悩みの患者さんへ、生涯ご自身の歯で過ごせるための提案を行っています。

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自由診療とは

歯科医師の技を刺激して患者さんの満足を追求する医療、それが自由診療です。

保険と自由診療の違いは素材の違いではありません

自由診療と聞いて、正直なところ高額なわりにその価値がよくわからないと思っている人は多いのではないでしょうか。

実際、自由診療を勧められる場合、保険診療との違いをわかりやすくするため「保険では良いものができません」とか、「保険ではこれが限界です」などと言われたことはないでしょうか?あるいは「保険で使えない優れた器具や材料を使いますので長持ちします」などと説明を受けたことはないでしょうか?

ある意味間違いではないのですが、具体的に保険と比べてどのくらい良いのか?
例えば、料金が10倍もするから10倍長持ちするのか?などは曖昧です。

それこそ一生涯これで大丈夫ということならば、積極的に自由診療を選ぶ人は多いと思います。一般の人にとっては、支払う料金分の価値があるのかどうか、とても大切であると思います。

しかし、本当のところは、素材の違いで長持ちするほど歯科治療は単純ではありません。
ではどこにその違いがあるのでしょうか?

まずは削ったり抜いたりせずに試してみる

当医院の自由診療とは、「最小限のリスクで、最大の効果を得る」ことを重要視しております。

治療は、個々の患者さんの、いわゆる癖を捉えなくてはなりません。

初診で抜歯の診断となっても、患者さんが積極的に抜くことを希望されなければ、抜かずに治療するとどうなるのかを試してみます。
そして患者さんの理解が得られれば、説明したうえで抜かずに置いておく場合も少なくありません。

またむし歯で被せ物を作る場合でも、できるだけ最小限に削って、仮歯が外れないか、割れないか、歯磨きしやすい形になっているか、見た目はよいかを一定の期間試してみます。

その上でもう一度削り直すのか、または歯ぐきの炎症を治療していく方がいいかを吟味します。つまり石橋を叩いて渡る治療をしていくのです。

この『試す』というステップが保険診療にはありません。保険診療は言うなれば一発勝負なのです。

1μm(マイクロ)でも少なく削るために

外れない被せ物や詰め物を作ることは、決して難しくはありません。
それよりもむしろ、できるだけ歯を削らずに作るかということに、もうひと工夫がいるのです。

それがわかるには、仮歯で何度も『試し』にやってみないとわからないのです。

噛み合わせ、色、噛み心地となる素材や着脱具合など。本番前の予行演習とも言うべき、仮歯や仮の入れ歯の『お試し』作業にどうしても手間と時間がかかります。

その間に、患者さん自身にも口のことに関心をもってもらい、なぜこういう治療が良いのかを何回も繰り返し説明します。

これによりなぜ長持ちをする詰め物や被せ物ができるのかわかっていただけるのです。決して素材の違いだけが自由診療の価値ではありません。

安心と安全にかかる費用

さらに患者さんの見えないところでも、安心と安全に細心の注意を払っているという点です。

それは治療に関することだけではありません。業者の表示するもの、厚生労働省の認可するものであろうと徹底的に調べます。

コストはかかっても一人ひとりの命にはかえられません。また安全であっても、効果の疑われる高額な治療を患者さんに勧めるわけにはいきません。

論文で効果があるという話も、よく読まないと実際はネズミの実験であって、ヒトに効くと誤解させるものはたくさんあります。

器具や材料、備品、薬品に至るまで、まだ使えるものでも定期的に交換するなどの安全、衛生管理を徹底させております。患者さんの見えないところも妥協はしておりません。

同時に何人もの患者さんを見ながらやる治療は、衛生管理の上で問題かというと、大多数の歯科医院での感染報告の現状を考えると問題ないと思うのですが、自由診療専門ならではの良さを最大限に活かすため、当医院では行わないようにしております。

人が代わっても変わらない安全管理

どんな時、どんな状況になってもサービスを低下させないためには、責任者が全て自分でやること、チェックすることが大切で、人任せにしておいては無理だと思います。

滅菌方法はあなたに任せたから新人にも教えておいてということでは、いつかその伝言は違うものになっていく可能性が非常に高いと思います。

また患者さんだけでなく、スタッフも医療事故に合わないよう、片付けも合理化してシンプルにしております。患者さんに関わる一切合財は、最終的にすべて私が行いチェックしております。

当医院では申告の有無に関わらず、すべての患者さんに肝炎ウイルスやHIVなどの感染症対策をとっております。仮に申告されなくても、本人は気付いていなくても、他の患者さんにご迷惑をおかけすることがないよう、十分に対応できる衛生管理体制で診療しております。(滅菌の項目参照)

治療が終わったら日々の心がけが大切です

お口の中は治療をするたびに異物が入りますので、リスクは間違いなく増えていきます。

治療終了後もそのリスクを最小限に留めるように、患者さんを定期健診に行く気にさせることも、私の役目であると考えております。

悪くなっていないかどうか、時には気にかけてください。患者さんの安心、安全のために手間暇をかけて治療することこそが当医院の自由診療の良さであり、その価値でもあります。